各市長の紹介Introduction of Mayors

北九州市長

きたはし けんじ

北橋 健治

生年月日
昭和28年3月19日
主な略歴
東京大学法学部(昭和53年3月卒)
昭和61年 7月   衆議院議員初当選
平成10年 8月   衆議院環境委員長
平成17年11月   地方制度調査会委員
平成19年 2月20日 北九州市長(現在4期目)

メッセージ

北九州市の紹介

 北九州市長の北橋健治です。

 関門海峡を挟んで本州と向き合う「九州の玄関口」に位置する北九州市は、昭和38年2月10日、世界に例のない5市による対等合併により誕生し、令和5年2月には市制60周年を迎えます。

北九州市の歴史を振り返ると、近代化以降、交通の要衝として、日本一の石炭積み出し基地となり、官営八幡製鐵所が創業した日本近代産業発祥の地として発展してまいりました。

 そのような歴史を背景に、平成27年7月、本市にある官営八幡製鐵所関連施設を含む幕末から明治時代にかけて日本の近代化に貢献した産業遺産群、「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界遺産に登録されたことは、市民の誇りであり、大変嬉しく思っています。

北九州市の取組

 本市では、「『真の豊かさ』にあふれ、世界に貢献し、信頼される『グリーン成長都市』」をビジョンに掲げた第2期「北九州市SDGs未来都市計画」に基づき、「日本一住みよいまち」の実現を目指しています。

 「経済・社会・環境」の統合的な取組を進めるため、SDGs経営の裾野を拡大し、リーディング企業を創出する取組や、自治体初となるサステナビリティボンド(愛称:北九州市SDGs未来債)の発行などにより、SDGsを原動力とした地方創生を進めていきます。

 そして、国が目指す2050年のカーボンニュートラルの実現に寄与すべく全国に先駆けた取組として、「北九州市グリーン成長戦略」を策定し、「エネルギーの脱炭素化」と「イノベーションの推進」に戦略的に取り組んでいます。現在、18市町からなる連携中枢都市圏「北九州都市圏域」で連携した取組を進めており、国から「脱炭素先行地域」に選定されたことを推進力として、「環境と経済の好循環」の成功モデルを目指しています。

 また、響灘地区において洋上風力発電関連産業の総合拠点化を進めており、その呼び水として、令和4年度中に国内最大級の洋上ウインドファームの建設を着工し、令和7年度には25基の洋上風車の運転が開始される予定です。

 同時に、アジアに近く、本州と九州の結節点、また九州の東回り、西回りの起点に位置する本市は、高速道路、港湾、空港と、陸・海・空の物流インフラが充実しています。

 24時間利用可能な海上空港である北九州空港を始めとする物流インフラの機能強化や物流関連施設の集積化によって、関連企業の誘致や雇用の増加などの好循環につなげていくことを目指しています。

 他にも、中国・韓国との文化交流事業である「東アジア文化都市北九州2020▶21」や、史上初の同時開催となった「2021世界体操・新体操選手権北九州大会」などの大規模な国際イベントを実施するなど、文化・スポーツの力をいかしたまちのにぎわいづくりや魅力の発信、国際交流の発展に取り組んでいます。

指定都市が果たすべき役割

 これまでも指定都市は、住民の皆様に最も身近な基礎自治体であると共に、都市的インフラの整備、様々な行政サービスの提供により、圏域全体の活性化や発展に寄与してきました。

 今後、少子化・高齢化や人口減少社会が進む中、それぞれの地域が地方創生に取り組み、特徴を活かした自律的で持続的な社会を構築するためには、圏域における指定都市の担う役割は、これまで以上に大きくなると考えます。

更なる地方分権の推進に向けて

 こうした中、本市では、連携中枢都市圏構想に基づいた福岡県北東部地域市町との更なる連携を進めると共に、下関都市圏との連携強化による関門地域の活性化にも取り組んでいます。

 同時に、真の分権社会の実現に向け、指定都市市長会での活動や、国や福岡県との協議を通じて、基礎自治体重視の観点から、義務付け・枠付けの見直しや、基礎自治体への権限移譲への取組を進めてまいります。

 今後も、真の地方自治の確立に向けて、また、圏域、さらには九州の発展、活性化に貢献できるよう、まちづくりを進めてまいります。