各市長からのメッセージ
川崎市長:阿部 孝夫

羽田空港に近接し、環境技術や研究開発機関の集積が進む川崎臨海部

慶應義塾大学K2タウンキャンパスで開発された電気自動車「Eliica(エリーカ)」

-
ミューザ川崎シンフォニーホール
メッセージ
川崎市のすがた
川崎市は、昭和47年に政令指定都市になりました。川崎市の場所は東京と横浜の中間で、多摩川に沿って発展したまちです。7つの区があり、北斗七星のような形で連なっています。人口はここ5年くらいで10万人ほど増えています。しかしやがては少子高齢化が進み人口も減少することが予想されています。
現在は、羽田空港に隣接し、羽田空港の国際拠点空港化に伴って川崎の未来もかなり明るいものがあり、今後は日本全体の成長戦略の拠点形成を目指しております。
かつては工業都市として日本経済の発展を牽引してきましたが、一時は公害問題に苦労し、その問題を克服する過程で、環境技術のデパートのような新しいまちに生まれ変わりました。研究開発機関が200以上、多摩川に沿って連なってありまして、世界的な研究開発都市になっています。
これからも新しい川崎の魅力を国際社会への貢献として発揮し、産業の活性化、市民生活の安定を確保していきたいと考えています。
川崎市の取り組み
川崎市は、多くの文化活動やスポーツ活動を行う人たちがたくさん市民として住んでいます。
一つは音楽のまちづくりです。ミューザ川崎シンフォニーホールを市制80周年の2004年に川崎駅前に建設しましたが、ここを拠点として音楽のまちづくりをすすめています。
真夏の「フェスタサマーミューザ」は、首都圏の9つの有名なオーケストラがすべて勢ぞろいします。
新たに11月に世界3大ジャズフェスティバルの一つといわれる「モントルー・ジャズ・フェスティバル」を川崎で開催することになっています。
映像のまちづくりも進んでいます。日本映画学校の卒業生が世界で活躍していますが、4月に日本映画大学が開学し、これから映画界の若い人材がどんどん育っていくことと思います。
スポーツ面でも川崎フロンターレが活躍しておりますが、サッカーだけでなく野球でも都市対抗で優勝するチームがあり、あるいはアメリカンフットボールはワールドカップも開催されスポーツのまちでもあります。ビーチバレーのコートも川崎港の地域にあってビーチバレーも盛んになっています。
音楽、映画、スポーツ、多くの若い人が熱狂するような取り組みをこれからも進めて明るいまちづくりを行いたいと思っています。
市政運営の3本柱と4つの方針
市政運営では3本の柱を中心に取り組みを進めています。
一つは、新総合計画「川崎再生フロンティアプラン」による元気なまちづくりです。二つ目は自治基本条例に基づく市民本位のまちづくり、三つ目に、これまで取り組んできた行財政改革の断行、この3つを基本に市政運営を行っております。
元気都市づくりは総合計画で進めていますが、これからは、人口減少時代に備えた取り組みをしなければいけません。
まちづくりについて、4つの方針を考えております。一つはコンパクトなまちづくり、二つ目は施設や設備の長寿命化、3つ目がエコ化、環境配慮型のまちづくり、4つ目は高齢化時代に備えるバリアフリーをさらにすすめたユニバーサル化、こういった取り組みを進めることで持続的に発展する川崎のまちづくりを進めたいと思っています。
誰もがいきいきと心豊かに暮らせる川崎のまちづくり、持続可能な市民都市づくりを進めていきたいと思います。
まちづくりの5つのキーワード
川崎市は、市民の皆さんが住んでいてよかったと思えるような、そういうまちづくりを進めたいと思っています。
「人間都市」、「安心快適都市」、「元気都市」、「安定持続都市」、個性が輝く「オンリーワン都市」、この5つのキーワードを基にこれからのまちづくりを進めていきたいと思っています。
川崎にぜひみなさま足を運んでいただければと思います。
プロフィール

阿部 孝夫(あべ たかお)
生年月日:昭和18年9月18日
主な略歴:
東京大学法学部卒業
昭和42年 自治省入省
昭和48年 在サンフランシスコ日本国総領事館副領事
昭和59年 石川県総務部長、環境庁企画調整局環境管理課長
平成04年 北陸大学・高崎経済大学・法政大学教授
平成13年 川崎市長(現在3期目)