各市長の紹介Introduction of Mayors

岡山市長

おおもり まさお

大森 雅夫

生年月日
昭和29年2月25日
主な略歴
東京大学法学部卒業
昭和52年 4月 建設省入省
昭和60年 6月 熊本県企画開発部企画課長
平成 6年 4月 建設省大臣秘書官事務取扱
平成 7年 7月 建設省大臣官房文書課広報室長
平成 8年 7月 国土庁大都市圏整備局首都機能移転企画課長
平成10年 7月 中央省庁等改革推進本部事務局参事官
平成14年 7月 国土交通省道路局総務課長
平成15年 8月 内閣府大臣官房会計課長(兼)内閣官房内閣参事官
平成17年 9月 国土交通省大臣官房審議官(建設産業)
平成20年 7月 内閣府政策統括官(防災担当)
平成23年 9月 国土交通省政策統括官(税制・国土担当)
平成24年 9月 国土交通省国土政策局長
平成25年10月 岡山市長(現在3期目)

メッセージ

未来へ躍動する桃太郎のまち岡山

岡山市は、中四国の交通のクロスポイントに位置し、水と緑に恵まれ、安全・安心で快適な生活環境と質の高い都市機能のどちらも享受できる都市であり、岡山都市圏の中心都市として発展を遂げ、平成21年4月に指定都市に移行しました。

「未来へ躍動する桃太郎のまち岡山」を都市づくりの基本目標とし、その実現に向けて、「住みやすさ」「力強さ」「安全・安心」の視点から、「経済・交流都市」、「子育て・教育都市」、「健康福祉・環境都市」という3つの将来都市像に基づく様々な施策に全力で取り組み、都市の総合力を着実に高めてまいりました。

しかしながら、少子高齢化や人口減少、自然災害の激甚化・頻発化といった従来からの構造的な課題に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と社会経済活動との両立、人々の働き方や価値観の変化への対応といった新たな課題が生じています。

こうした新たな課題にもその本質に向き合い、市民に寄り添いながら的確に対応することにより、さらなる飛躍に向けて確実に前進し、市民に愛着と誇りをもっていただける活力と魅力あふれる未来志向のまちづくりを進めてまいりたいと考えています。

経済・交流都市

デジタル化への対応も含む戦略的な産業振興や、魅力と賑わいのある中心市街地の創出、人々の意識や働き方の変化を踏まえた移住・定住促進等に取り組むとともに、令和の大改修によりリニューアルした岡山城をはじめとする観光資源や日本遺産等を活用した観光・交流の推進、コンパクトでネットワーク化された都市構造の実現、圏域の文化芸術活動の拠点である岡山芸術創造劇場ハレノワの整備など、中四国のゲートウェイにふさわしい都市機能の充実を図り、圏域全体の発展をリードする岡山市をめざしています。

子育て・教育都市

質の高い就学前教育・保育サービスや、子ども一人ひとりの育ちを支える支援等を充実し、誰もが安心して子育て・教育ができる環境づくりに引き続き取り組むとともに、岡山市教育大綱に基づき、予測困難なこれからの時代に、子どもたちが前向きに立ち向かい、自らの人生を切り拓ける力を育んでいます。

また、多様な主体の地域活動への取組や女性活躍、多文化共生、人権尊重のまちづくりを一層推進させ、誰もが輝き、一人ひとりが個性と能力を発揮することのできる岡山市をめざしています。

健康福祉・環境都市

令和元年G20岡山保健大臣会合の開催を契機に岡山の目指すべき保健医療の姿「生きがいを持ち活躍できる社会をみんなで目指すこと」を、「Positive Health Okayama(PHO)」として宣言し、地域で自分らしく生きることのできる健康、福祉、介護の充実を図っています。

また、「SDGs未来都市」として、持続可能な開発のための教育(ESD)をはじめとする様々な活動や、温室効果ガスの排出抑制にも積極的に取り組むとともに、平成30年7月豪雨災害を教訓に災害に強いまちと地域づくりを進めており、いつまでも安心して住むことができる岡山市をめざしています。