活動報告Report

2023年 07月10日

「G7香川・高松都市大臣会合」出席(U7グループ代表)について

令和5年7月7日~9日、久元 喜造 指定都市市長会会長(神戸市長)が、「G7香川・高松都市大臣会合」に2023年U7グループの代表として出席しました。

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会長発言

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フォトセッション

(写真提供:国土交通省)

会議の概要

(1)日時・場所

 日程:令和5年7月7日(金)~9日(日)
 場所:かがわ国際会議場(香川県高松市サンポート2-1 高松シンボルタワー タワー棟6階)

(2)会長の発言要旨

  • 都市は、革新的な都市開発アプローチを発展・実施し、市民のために、目に見える改善と持続可能な生活環境を作り出す可能性を持っている。しかし、これを実現するためには、地方自治体が、国の省庁と対等に政策を策定・決定する「マルチレベル・ガバナンス」への移行が必要である。
  • そのため、アーバン7(U7)グループの市長は、2023年3月に東京に集まり、「U7市長宣言」を採択し、都市の声がG7の議論に反映されるよう、国土交通省をはじめとした各府省と協議・連携をしてきた。
  • この度採択されたコミュニケなどにおいて、「U7市長宣言」や「グローバルな課題に取り組む都市の役割・重要性」、そして「マルチレベル・ガバナンスの推進」に言及いただいたことに感謝申し上げる。
  • 都市の存在意義は、市民に一番近いところで市民の行動を促すための有効な役割を果たせることであり、共通の課題に向かって市民の行動を促していくことは、地域社会における分断と対立を和らげ、回避することにも繋がると考えている。
  • このたびの「G7 香川・高松都市大臣会合」は、まさにマルチレベル・ガバナンスを体現するものであったと感じており、来年のイタリアでの開催にこの流れを引き継いでいただければと考えている。
  • U7としては、今後とも、G7 諸国が立ち向かうグローバルな課題の解決に向けて、さらなる貢献をしていきたい。