戸籍の氏名への振り仮名記載に係る事業の円滑な推進に向け、届出方針の見直しなどが行われることとなりました。

令和６年９月３０日付「戸籍の氏名への振り仮名記載に係る事業の円滑な推進に向けた指定都市市長会緊急要請」において、当該事業に係る経費の全額負担、補助金の交付決定の柔軟な運用、効率的かつ最小限度の負担で事業に対応できるような改善策の早急な検討などを法務省に要請しました。

要請項目のうち、以下の内容が国の施策等に反映されました。

・国民への制度周知

・市区町村の実情を踏まえた補助金交付スケジュールの前倒し

・市区町村における届出処理及び相談に係る体制整備（経費補助）

・振り仮名に関する通達等の提示

・市区町村の戸籍情報システムの機能改修(経費補助）

・届出方針の見直し（全国民に届出を促すこととしていた方針が見直され、通知された振り仮名が正しい場合には、届出は不要とする方針に変更されました。）